戻る
<<戻る
|
進む>>
第2957.5話
1〜23
投稿日: 2009/01/07(水) 00:13:19 ID:1zSHevIK
ニホン 「こんにちは。今日は保守です^^」
エリザベス 「保守と言っても妥協は許されませんわ」
ニホン 「もちろんです。それでまずお便りのご紹介」
こんにちは。何時も楽しくニホンちゃんを見ています。
ところで質問なのですが、
>>580
の
『去年前半の、貿易黒字が減少傾向にもかかわらず、ウォンの値段があれ
ほど上がっていたという事自体、その値上がりの原因が外国から金を借りま
くっていた証拠ですからね』
と言う部分が良く分かりません。普通、借金が増えると信用がなくなってウ
ォンは下がると思います。
どういう事なのか教えてください。
小学三年生 日ノ本タケシ
エリザベス 「あら、ウヨ君!これはとっても核心をついた質問ですわね」
ニホン 「では、早速、当時のカンコ君の様子を振り返りながら解説してい
きましょう」
エリザベス 「・・・ニホンちゃん。このお話の陰の主役は貴女ですのよ」
失われた十年とよく言われますが、その間の日本経済の特徴の一つは、な
んと言ってもゼロ金利政策です。
公定歩合が0%という、借金をしたい人にとってはまさに渡りに船の超低金
利に、世界中から借金の申し込みが殺到しました。
その中でも特に目立ったの、IMF危機を「借金」でしのいだカンコ君です。
カンコ 「金利を気にせずにお金を貸してくれるニホンは良い奴ニダ!
お金をどんどん借りるニダ!!」
こうしてニホンちゃんから円をどんどん借りたカンコ君ですが、その使い道は
主に韓国国内です。
カンコ 「円は家では使えないニダ。円を売ってウォンに換えるニダ」
このように、どんどんと借金をしていくカンコ君ですが、ここに副次効果が生
まれました。
借金をして円を次々と売った事で、円安ウォン高になっていったのです。
カンコ 「100円=1000ウォンで100円を借りていたニダ。
でも、今は100円=900ウォンニダ。900ウォンで100円を買って、
ニホンに返せば良いニダ。ウリは100ウォン得をしたニダ!
マンセー!!」
調子に乗ったカンコ君は、更にニホンちゃんからの借金を加速していきます。
その勢いはとどまるところを知らず、あの膨大な韓国の対日貿易赤字のウォ
ン安圧力を押し切ってしまっていたのです。
この動きは日本円だけにとどまらず、ドルに対しても見られました。
その傍証として、2005年を境に対ドル相場でそれまで同じ値動きを示してい
た円とウォンが、真逆の動きを示すようになりました。
ニホンちゃんはカンコ君以外にも円を貸しまくったため、その円を借りた生徒
達は自国通貨に両替する事により世界的に円安となり、カンコ君は世界中か
らお金を借りて来てウォンに両替する事により、ウォン高となっていったのです。
カンコ 「ウリの一人あたりのGDPが2万ドルを超えたニダ!!
ウリの頂上会議参加も間近ニダ!!」
とカンコ君が騒いでいたのが去年の上旬です。
しかし、当時から対日貿易赤字の増大と、韓国の最大の稼ぎ場であった中国
での貿易黒字の減少は指摘されていました。
言ってしまえば、このウォン高によるドル建てでの韓国経済の隆盛は、まさに砂
上の楼閣だったのです。
こりような事、そう長くは続きません。
エリザベス 「カンコ君のお小遣い帳、真っ赤になっていると筈ですわ。
そろそろカンコ君向けの金利を上げておかないと不味いですわね」
アメリー 「・・そーか。カンコの財布もそろそろやばいのか。なら、そろそろ先物
で売りでも出しておくか」
エリザベス 「それも良いですわね。何でも最近は、ニホンちゃんから円を借りて家
のリフォームばかりやっているみたいですわね。
そろそろ・・・」
カンコ君の借金癖は、資本収支の流れを見ていれば一目瞭然です。債務超
過の兆しが出れば、当然ハゲタカもカンコ家の周りを飛び始めるでしょうし、それ
以前にカンコ君の信用が落ちれば、カンコ君への貸出金利も上がります。
カンコ 「何故ニダ?それは弱い者虐めニダ!!」
エリザベス 「何を言っているんですの。何時貸したお金を返してくれなくなるか
も知れないのですから、カンコ君が払えるうちに貰えるものはもらっお
くのがこの道の筋ですのよ」
信用の弱い人への貸出金利は高くなるのです。逆に、
エリザベス 「・・・ああ、ニホンちゃんにお金を貸しても必ず返して貰えますわね。
ニホンちゃんにお金を貸すのは預金みたいなものですわ。
逆に他の人が金利を下げてニホンちゃんにお金を貸してしまうと、私
の儲けになりませんから、私から借りて貰えるよう、もう少し金利を下げ
て差し上げましょう」
こうして、カンコ君が有頂天になっている裏では、悲劇の準備は着々と進められ
ていたのですが、この方もそれに一役買っていたのでした。
ニホン 「うちの景気も回復してきたし、公定歩合、やっと上げられる^^」
・・・この一言が、ある意味カンコ君だけではなく、地球町の経済に少なからぬ変調
を与えたのかもしれません。
なにしろ、一種の世界的な景気過熱の資金源の大きな一つは、間違いなく超低金
利の円だったのですから。
しかし、その後の世界経済の過熱による原油などの資源価格や食料の高騰によ
り、カンコ君の経常収支が赤字に転落した事が直接の引き金となって、それまでのウ
ォン高から一気にウォンは暴落してしまったのです。
ただ、仮に資源価格の高騰がなかったとしても、カンコ君の信用低下に伴うウォン
の暴落は避けられなかったでしょう。
そこまで、カンコ君の借金癖は凄かったのです。
ニホン 「以上、長くなりましたが、ウォンの高騰から暴落までのお話でした」
エリザベス 「本当。保守のつもりがいつもの作品書くより時間がかかってしまいまし
たわね。
因みに、今回のソースの一つが、
http://www.serijapan.org/doc/etc/japandown.html?jmenucode=0808&jregseq=2006100000004115&tmenucode=010401&c_type=S
2006年の段階で、カンコ君の中の人も事態の推移は予見できていた
ようですわね」
ニホン 「これでタケシも事情が分かってくれたかな?」
エリザベス 「ウヨ君の言うとおり、借金のしすぎはウォン安への一本道。だけどその
序章にはウォン高があったというわけですわね」
ニホン 「そうよね。そして、カンコ君の危機は借金をある程度返すまで繰り返さ
れるわけですが・・・」
エリザベス 「もう元には戻れませんわね。
つい先日、カンコ君が借金の借り換えをお願いしに我が家へやって来
た時、私、貸出金利をかなり上げて差し上げましたもの。
次の『危機』は、間違いなくこの前の『九月危機』より規模が大きくなって
いましてよ」
ニホン 「・・エリザベスちゃん、シビアー^^;」
エリザベス 「私、妥協はしない主義ですの」
ニホン 「なるほど^^;
さて、これで今日のお話はおしまいです」
エリザベス 「それではご機嫌よう」
ニホン 「さようなら!」
end
この作品の評価
結果
その他の結果
選択して下さい
(*^ー゜)b Good Job!!
(^_^) 並
( -_-) がんばりましょう
コメント: